爪楊枝はダメ!絶対!
- 2023年3月28日
- お知らせ
みなさん、こんにちは。
アピタ稲沢店内にあるMS DENTAL CLINIC. です。
当院はファミリー診療室があり、ご家族の皆さま一緒に診療可能です。
土曜日、日曜日も診療しています。
皆さんは歯にものがつまった時、どうしていますか?
爪楊枝??なかには安全ピンでとってた方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな時にどうするかのお話をしていきたいと思います。
爪楊枝はなんでいけないの?
飲食店などでも必ず置かれている爪楊枝ですが、頻用してしまうと
大きな落とし穴があります。
爪楊枝は歯茎より固い為、詰まりは取れるかもしれませんが
歯茎が傷つきやすく、気づかないうちに歯肉が下がりより大きな隙間ができてしまいます。
するとそこにまた物が挟まり爪楊枝でとるとまた大きな隙間ができる・・・
と悪循環が生まれます。
一度下がってしまった歯茎は元には戻らないので優しくお手入れしていくことが
必要となっています。
薬局でよく見かけるのは歯間ブラシですね。
使ったことがある方も多いと思いますが、間違った使い方をしてしまうと
歯茎を傷つけて痛みが出たり、腫れたりすることもあります。
詰まってしまったものや場所、大きさによって適正な道具が変わってくるので
自分の歯を正しく理解し、清潔に保っていきましょう!
~歯間ブラシの使い方~
①歯間の大きさにあったブラシのサイズを歯医者さんで確認する
②無理に押し込むことはせず、垂直に優しく差し込み前後に数回動かす
③取れた汚れを水ですすいで、次の歯間に移る
※ブラシ部分が変形したものは無理に使用せず、交換してください
歯間ブラシが大きくて入らない方はデンタルフロスもお勧めです。
歯間ブラシよりも細いのでより細かな隙間の汚れも取ることができます。
デンタルフロスも色々な種類がありますが、自分の好きな長さに切ることができる
タイプをお勧めします。
このタイプは指に巻き付けて糸を張り、歯間合わせてゆっくりと動かしてください。
歯の根元まできたら片方の糸を離し引き抜きます。
汚れが詰まったと感じなくても、デンタルフロスを使うことで
より細かい汚れを取ることができ口臭予防の効果もあります。
歯ブラシだけだと、どうしても磨き残しがあるため全体の約58%の歯垢除去率に
なってしまいます。
ですが、歯間ブラシを使用することでなんと全体の約95%歯垢除去をすることが
可能になります。
なかなか歯磨きに時間をかけることが難しい方もいるかと思いますが、
毎日のちょっとしたことで数年先のあなたの歯の残せる本数が大きく変わってきます!
80歳で20本の歯が残せるように一緒に頑張っていきましょう!
稲沢市の方だけでなく、一宮市、あま市、津島市、愛西市の方もアピタ稲沢店にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。