『C』ってなあに??
- 2023年4月28日
- お知らせ
みなさん、こんにちは。
アピタ稲沢店内にあるMS DENTAL CLINIC. です。
当院はファミリー診療室があり、ご家族の皆さま一緒に診療可能です。
土曜日、日曜日も診療しています。
みなさんは、学校や職場での歯科検診で「C」って言っているのを
耳にしたことはありませんか??
今回は『C』についてお話します。
『C』とは虫歯のことをいいます。
CO(シーオー)から数字の1~4を組み合わせて、虫歯の進行具合を意味しています。
数字が大きくなるにつれて、虫歯が進行しているということになります。
では、ひとつずつお話していきます。
『CO』
虫歯の初期段階です。
表面がざらついたり、白く濁ったりします。
痛みもなく自分では気づ きにくい虫歯の初期段階になります。
普段の歯磨きを気を付けることで健康な歯に戻す(再石灰化)ことができます。
『 C1』
エナメル質が溶け始めた状態で、歯に小さな穴ができてきます。
少し茶色っぽくなり自覚症状もまだない状態です。
『C2』
象牙質にまで虫歯が進んで、冷たいものがしみたりする段階です。
『C3』
歯の神経やその近くまで虫歯が進んでズキズキと痛みだします。
歯茎にまで炎症が広がる可能性があるため、早めの治療が必要と
なっていきます。
『C4』
歯の部分はほとんどなく、歯の根っこ部分だけ残っている状態です。
ここまでくると歯の神経は壊死してしまうためズキズキした痛みが無くなることが
多く、虫歯が治ったと勘違いしてしまう人もいますが、大きな間違いです。
歯の周りにも影響がでて、この状態で歯を残すことは可能性が低いため、
歯を抜くことが多いです。
虫歯の治療法は場所や大きさ、残しかたでも変わって、
・レジンといった白い樹脂(この治療法だと回数は1回で終了)
・型取りをして被せものをする(この治療法だと2回ほどで終了)
・歯の神経の処置をしてから型取りをして被せもの
(この治療は歯の根っこのお掃除を数回行って最終的なお薬が入ったら型取りを行います)
被せものは自費と保険のもので分かれていて、
自費・・・セラミック
https://ms-dental-clinic.jp/blog/セラミックについて/
↑こちらをご参照ください
保険・・・場所によっても変わってきますが、白い被せものと銀の被せものがあります
虫歯は進行していくと治療も難しくなっていきますので
早めの治療が必要です。
虫歯がない方も、毎日の歯磨きを行い、定期検診やクリーニング、
フッ素やシーラントなどのケアもしていきましょう!
次回は神経の処置のお話をしていきます。
稲沢市の方だけでなく、一宮市、あま市、津島市、愛西市の方もアピタ稲沢店にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。