治療中の歯を放置したら・・・
- 2023年11月4日
- お知らせ
みなさん、こんにちは。
アピタ稲沢店内にあるMS DENTAL CLINIC. です。
当院はファミリー診療室があり、ご家族の皆さま一緒に診療可能です。
土曜日、日曜日も診療しています。
歯が痛くなって歯医者に通い始めたけど、歯の痛みが治まって通院をやめてしまった、
予約を忘れて行きづらくなってしまった、引っ越しのタイミングなどで通っていた歯医者に行けなくなってしまったなど、治療途中で通院をやめてしまった経験はありませんか。
そこで今回は、治療途中の歯を放置するとどんなリスクがあるのかお話しします。
治療によってさまざまなリスクが伴うので3つに分けてお伝えします。
①根っこの治療途中の放置
治療途中で行かなくなってしまうタイミングで最も1番多いのが、
根っこの治療途中の場合です。
理由は根管治療では数回に分けて治療を行っていく為、
通院の回数や期間がかかってしまうからです。
根管治療で神経をとった後、痛みがなくなることが多いですが、
それで完治ではありません。
根管治療中は仮のふたをしますが、
あくまでも歯磨きや食事の際に少しずつ削れてくるため、完全に外れると
消毒をした歯の根っこに細菌が侵入し、虫歯の再発の可能性が高くなります。
放置すると虫歯の再発や抜歯のリスクもあるので完治するまで通院しましょう。
②被せ物の型を取ったまま放置
こちらもよくある放置例です。
被せ物の型をとって仮のふたをした状態でも歯は口の中で少しずつ動く為、
1か月ほど経つと調整に時間がかかったり最悪の場合型取りからやり直しの可能性もあるので
なるべく早めに被せ物をすることをおすすめします。
③仮歯のまま放置
仮歯とは、プラスチックの素材で出来ており最終的な被せ物ができるまでの間に使用する強度が弱い被せ物のことです。
治療する際、毎回外す必要があるため外しやすいようにあえて弱い接着剤でつける場合もあります。
見栄えなどを気にする方やかみ合わせの一時的な補助の為に使うことが多いため、
耐久性に劣ります。
仮歯のまま放置すると歯の隙間から汚れが侵入し、虫歯になったり歯茎が腫れる可能性があります。
ほとんどの場合、治療途中のため見た目で歯が出来たからといってそのままにしてしまうと
症状が悪化します。早めに受診して治していきましょう。
まとめ
今回は治療途中の歯を放置するとどうなるかをお話ししましたが、
虫歯が複数ある場合は痛みがある歯を優先するためやむを得ず途中になってしまうこともあります。しっかり治していく為にあまり期間を空けずに通院することはとても大事になります。
1本ずつ確実に治していきましょう。
稲沢市の方だけでなく、一宮市、あま市、津島市、愛西市の方もアピタ稲沢店にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。