みなさん、こんにちは。

アピタ稲沢店内にあるMS DENTAL CLINIC. です。

当院はファミリー診療室があり、ご家族の皆さま一緒に診療可能です。

土曜日、日曜日も診療しています。

 

 

歯医者でよく治療中に、

「カチカチ噛んでください」

「ギリギリしてください」

と言われて薄い紙を嚙んだことはありませんか？

 

実はこの「カチカチ」や「ギリギリ」は治療の中でとても大切な工程のひとつです。

 

薄い小さな紙の正体は『咬合紙(こうごうし)』というものです。

用途としては、治療中にカチカチ、ギリギリと紙を噛んでもらい、噛むと歯にインクがつく為それを見て噛み合わせの高さなどを調節する道具です。

 

嚙み合わせが強い箇所だとインクが濃くつくので、歯科医師は調整しながら歯を削っていきます。

口腔内は非常に敏感で、わずかな噛み合わせのズレでも脳が感知できるほどです。

また、削った歯は元に戻すことができない為、何度も噛んでもらい慎重に微調整をして削っていきます。

 

嚙み合わせを確認するもので使用しますが、主に

・噛み合わせに違和感があるとき

・詰めものや被せものをするとき

・マウスピースの調整

・入れ歯の調整

で使用しています。

 

よく何度も咬合紙を噛んだりするかもしれませんが、

「ちょっと気になるけどこれでいいや」などモヤモヤしたまま治療を終了すると、

身体に大きな影響を及ぼすことがあります。

 

噛み合わせで違和感を感じたまま生活をするとこのような悪いことが起こります。

・頭痛、肩こり

・めまい

・耳のあたりが痛くなる

・顎関節症

・顔の歪み

・歯ぎしりや食いしばり

・ストレス

・虫歯や歯周病のリスクが高くなる

その他にも数えきれないほどたくさん症状があります。

 

その時には痛みがなく、たかが少しの噛み合わせで・・・と思っていてもだんだん痛みが強くなり、

なかには痛み止めをのんで一時的に和らげる方もみえますが、痛み止めをずっと服用することも良いことではないですし、また時間があくと痛くなりの悪循環になるので早めの処置が必要です。

 

噛み合わせが悪いとさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

噛み合わせの調整は健康な口腔状態を維持するために非常に重要なことです。

このような症状にならないためにも、噛み合わせが強く感じたり、高く感じることや少しでも違和感があればいつでもご相談ください。

 

稲沢市の方だけでなく、一宮市、あま市、津島市、愛西市の方もアピタ稲沢店にお越しの際はどうぞお立ち寄りください